01確認する対象
サイト名だけでなく、
動いている環境まで。
PHPの確認は、対象の把握から始まります。会社の本体サイトだけでなく、採用、キャンペーン、予約、フォーム専用のサイトやサブドメインも一覧にしましょう。
本体・採用・EC・予約・問い合わせ
旧サイト・検証用・別サブドメイン
静的なページに見えても、一部の機能でPHPを利用する場合があります。見た目やURLの末尾だけでは、PHPの使用有無を判断しないでください。
02サーバー会社が管理している場合
契約サービスに合う、
対応状況を確認します。
レンタルサーバーや管理付きのサービスでは、提供会社がPHPの修正を行う場合があります。公式のお知らせと管理画面で、ご契約のサービスへの対応を確認してください。
- 01
契約先・サービス名を確認
請求や契約の情報、管理画面から、対象を特定します。
- 02
PHPの情報と修正状況を確認
利用中の系統、修正の反映、利用者側で必要な切替・再設定を確認します。
- 03
サイト側の動作確認を決める
サーバー会社の修正と、フォームなどの動作確認の担当を分けて整理します。
「全体として対応済み」という案内があっても、対象プラン・提供方式・利用中の版が自分の環境と一致するかを確認しましょう。
03WordPressの管理画面
サイトヘルスから、
PHPの情報を確認。
管理画面へ入れる場合は、次の順に開き、PHPバージョンを確認します。
- ツール
- サイトヘルス
- 情報
- サーバー
- PHPバージョン
ここで分かるのは、WordPressが使うPHPの情報です。表示された番号を、提供元の修正情報と照合します。PHP 8.3以上という条件だけでは、今回の対策が済んだとは判断できません。
確認方法の根拠:WordPress公式
04自社でサーバーを管理している場合
実行中の環境を、
管理者が照合します。
VPS、クラウド、コンテナなどを自社で管理している場合は、対象のPHP、導入元のパッケージやイメージ、修正情報、更新手順を確認します。
- PHPのバージョン
- PHP_VERSION
- 実行方式
- PHP_SAPI
提供元の修正情報を合わせて確認。
- Webサイトが使うPHP
- Webからのリクエストを、どのPHP・実行方式で処理しているかを確認します。
- 提供元の修正情報
- 適用するパッケージやイメージに、今回の修正が含まれるかを照合します。
- 実行中のプロセス
- 更新後に再起動などが必要かを確認し、動いている環境への反映まで確かめます。
コマンドの結果だけで判断しない
php -vは、コマンドを実行した環境の情報です。Webサイトが使うPHPと異なる場合があります。また、確認用の設定情報を誰でも見られる場所へ公開しないでください。
05修正バージョンの確認
番号と提供元の情報を、
セットで確認します。
、2件の脆弱性に対する修正版が公開されました。
| PHPの系統 | 修正バージョン |
|---|---|
| PHP 8.5系 | 8.5.12 |
| PHP 8.4系 | 8.4.27 |
| PHP 8.3系 | 8.3.36 |
| PHP 8.2系 | 8.2.35 |
各系統の修正版より前を使っている場合は、修正の適用状況を確認してください。提供元が既存のバージョンへ修正を取り込むこともあるため、数字だけで安全・危険を断定しません。
この表は、10月21日公開の2件に対する修正リリースです。WordPressの一般的な推奨条件や、サイト全体の安全性を示す表ではありません。
10月23日の追加案内
設定も確認してください。
セッションのアップロード進捗機能について、特定の設定とアプリの処理が重なる場合の問題が案内されました(CVE-2026-115560)。
修正版の番号に加え、設定とアプリの処理も管理者が照合します。
追加の対象条件と対応を見るPHP 8.1以前を利用している場合
PHPプロジェクトの通常サポートは終了しています。提供元による修正の有無を確認し、サポート対象版への移行を検討します。今回の修正と、今後の保守計画をあわせて整理してください。
PHP公式のサポート状況06確認・作業の役割
誰がどこまで行うか、
契約と環境から整理。
PHPの管理、WordPressの保守、フォームの動作確認を、同じ会社が担当しているとは限りません。実際の担当範囲は、契約と管理方式によって変わります。
- サイトの運営者
- 対象と業務への影響を整理し、作業の範囲・日時を判断します。
- サーバーの管理者・提供元
- PHPの修正情報、適用手順、実行環境への反映を確認します。
- 制作会社・保守担当者
- テーマや独自機能への影響、更新前後の動作確認を整理します。
一般的な役割の例です。責任範囲や対応義務を、一律に決めるものではありません。
07担当者へ確認する文面
確認事項を、
伝えやすい形に。

契約先や保守担当者へ問い合わせる際は、対象サービスと知りたいことをまとめます。
必要な部分をコピーし、ご自身の情報へ書き換えてご利用ください。
コピーした後に、対象サイト・契約サービスを追記してお使いください。
08管理方法が分からない場合
分かる情報から、
確認先を探しましょう。
サイトURL、契約や請求に関する情報、サーバー会社からの案内、制作会社の名前などが手掛かりになります。すべてを事前に調べる必要はありません。
初回のお問い合わせに、管理画面のパスワードや秘密鍵を記載する必要はありません。現在の状況を、分かる範囲でお知らせください。
確認先の整理をメールで相談ご自身で確認事項を整理したい方へ
当社のPHP無料チェッカーもご利用いただけます。入力した情報をもとに、次に確認することを整理する補助ツールです。安全性や被害の有無を診断するものではありません。
PHP無料チェッカーを開くREF出典・参照情報
情報の根拠を、
確認できるように。
PHP・WordPressの公式情報をもとに整理しています。実際の対応は、ご契約の提供元の案内と利用環境を確認して進めてください。
- PHP公式|今回の脆弱性と修正版
- PHP公式|10月23日付の追加案内
- PHP公式|サポート対象のバージョン
- WordPress公式|PHPの確認・更新
- PHP公式|コマンドラインでの利用
- PHP公式|セキュリティの考え方
内容確認:。利用環境や提供元の対応により、必要な確認・作業は異なります。

